ザガーロの作用について

Ⅰ型、Ⅱ型の5α還元酵素を阻害し、薄毛の原因に作用

作用機序は、AGAの原因であるジヒドロテストステロンを生成するのに必要不可欠な5α-還元酵を阻害することでジヒドロテストステロの生成抑え男性型脱毛症を改善します効果があります。

この5α-還元酵素にはⅠ型とⅡ型がありプロペシアはⅡ型しか抑えることができないのに対しザガーロは、Ⅰ型とⅡ型の働きを抑制することができる点が大きな特ですので、プロペシアよりもジヒドロテストステロ抑える効果が強力であり、治療効果の期待度も高いと考えられています。

効果を測った臨床試験では実際にプロペシアと比べて1.6倍の発毛効果あったとされています。

毛周期
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副作用について

ザガーロを投与した557例で認められたザガーロ0.1mgと0.5mgのそれぞれの副作用の報告は下記の通りです。

勃起不全は0.1mgで3.2%・0.5mgで5.4%の発現があった。

リビドー減退は0.1mgで4.8%・0.5mgで2.2%の発現があった。

射精障害は0.1mgで4.3%・0.5mgで3.3%の発現があった。

ザガーロの副作用とし主要なのは、勃起不全や性欲減退などです。

しかし、どの副作用も10パーセント以下となっており、副作用の発現は稀であることが分かります。

ザガーロとプロペシアとの違いについ

アメリカ皮膚科学会が運営している専門誌で、デュスタリド(ザガーロ)とフィナステリド(プロペシア)の比較を行いました。

その時に行った臨床試験の結果が下記になります。

第Ⅱ相臨床試験のデーによると、Ⅰ型の還元酵素に対しては100倍以上もデュタステリド(ザガーロ)のほうが有効であること、Ⅱ型の5α還元酵素に対しては3倍も効能があることが認められました。

また、第Ⅲ相臨床試験のデータでは、「デュタステリド(ザガーロ)」のほうがプロペシアと比較して約1.6倍の発毛効果があるという検証結果がリポートされています。

日本国内で20歳から50歳までの日本人AGA患者120例を対象として行った臨床試験では、頭頂部の直径2.54cm円内での非軟毛の数はそれぞれ87.3本から68.1本増加しました。

そして直径60μm以上の硬毛の数はそれぞれ60.8本から76.9本ほど増加し、継続してザガーロを服用する方が改善傾向がみられる事が明らかになっています。

ザガーロカプセルの使用期限について

ザガーロカプセの使用期限は製造されてから48ヶ月(4年)です。

各医療機関に納品されるのは製造から大体1年程度経過している事を思慮すると、薬を手にしてから約2年~3年くらいが使用期間であるご理解ください。

ザガーロの歴史について

ザガーロの名前の由来について

西洋で「進化した」または「究極」という意味があるアルファベットの「Z」と男性型脱毛症の「AGA」を組み合わせ、尚且つ、ラテン語らしい語感の「LLO」付け加えザガーロと付けられた説があります。

同じ有効成分で前立腺治療薬として既に世界中で普及されている

2009年に、韓国でAGA治療薬としアボダートという商品名販売が開始されています。

日本は韓国に次いで、世界2カ国目にザガーロを販売した国ですので、安全性等を心配される方多いかと思います。

しかし、既に世界102ヶ国以上で、用途が違う前立腺肥大症治療薬として販売されている実績のあるお薬ですので、安全性に関しては実証されています。

日本国内でもザガーロと同じ有効成分であるお薬、アボルブカプセルが前立腺肥大症の治療薬として2009年から発売開始されています。

発売開始の遅れ

日本国内では2015年9月28日に厚生労働省から製造承認を取得しましたが、発売日が翌年の2016年6月13日になっています。

これは、ザガーロを製造しているフランスにあるグラクソ・スミスクライン株式会社の製造工場が、フランス当局から生産停止を言い渡され、工場を再稼働できるようになるまでに時間がかかってしまったからなのです。

このことから製造販売元のグラクソ・スミスクライン株式会社としては、痛いスタートとなってしまいました。