ジェネリック医薬品が推進される理由

厚生労働省は国民にジェネリック医薬品の利用を勧めている理由として「健康保険」の財政圧迫があります。

保険でカバーする高齢者の医療費が上がり続けているため、医療費を減らすためにジェネリック医薬品の普及に乗り出しました。

厚生労働省はこれまでに2006年と2008年にわたって2回ほど、ジェネリック医薬品の処方箋の様式の変更しています。

特に2回目の変更では、医師が処方箋の「ジェネリック医薬品への変更不可」という部分にサインしない限り、患者は自分の判断でジェネリック医薬品へと変更できるようになりました。

これでジェネリック医薬品の利用がより気軽にできるようになりました。

2015年6月の閣議決定において厚生労働省では、日本国内のジェネリック医薬品の普及率を2017年度中に70%以上2020年度末までに80%以上とする、普及率目標が立てられました。

しかしながら、過去に1回のみ80%以上を達成することが出来ましたが、現在は目標値以下です。

一つの理由としてジェネリック医薬品メーカーの不祥事により、国内でのジェネリック医薬品の供給が安定していないことが挙げられます。

2021年6月の閣議決定で決定された現在の目標は、「2023年度末までに全ての都道府県で80%以上の国内での普及」が設定されています。

☑ジェネリック医薬品数量シェアの推移

第1Q
4月~6月
第2Q
7月~9月
第3Q
10月~12月
第4Q
1月~3月
2021年79.8%79.2%79.3%
2020年79.3%78.9%79.4%80.1%
2014年53.1%54.3%55.7%56.8%
2013年46.8%47.3%48.8%52.3%
※日本ジェネリック製薬協会調べ(一部IQVIAデータ使用)

>>>>> 令和3年度第3四半期のジェネリック医薬品数量シェア分析結果|日本ジェネリック製薬協会

ジェネリック医薬品を処方してもらうには?

方法1:医師に伝えるか希望カードを見せる

診察時に医者に「ジェネリック医薬品の処方をお願いします」と伝えていただくか、「ジェネリック医薬品希望カード」を事前に提示することでジェネリック医薬品の処方が可能になります。

>>>ジェネリック医薬品希望カードのダウンロードこちら

方法2:健康保険証やお薬手帳にジェネリック医薬品希望シールを貼る。

ジェネリック医薬品希望シールを保険証や、お薬手帳などに貼ることによって病院や調剤薬局にジェネリック医薬品の希望を伝える事が可能です。

下記、厚労省HP内の「ジェネリック医薬品希望シール」ですので必要であればダウンロードしてください.

>>>ジェネリック医薬品希望シールのダウンロード

>>>ジェネリック医薬品(後発医薬品)について(加入者向け)|全国健康保険協会

薬について、もっと積極的に考えよう

日本でのジェネリック医薬品の承認基準は、他の国と比べてとても厳しいものとなっています。

その厳しい厚生労働省の承認基準をクリアしたジェネリック医薬品は、信頼性が高いものとなっています。

また、ジェネリック医薬品の値段は、新薬の価格があまりにも高額になることを防ぎ、価格の適正化に働きかけることにも貢献しています。

「値段が安かったから」という理由だけでジェネリック医薬品を選ぶのは、それなりのリスクがありますので、きちんとした薬に関する知識を身につけて、より自分に合う薬を見つけてください。

ED治療薬とジェネリック医薬品

勃起不全治療薬で人気があるものといえば、「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」の3つがあります。

たまにED治療薬は心臓などに悪いとかが得ている方がいらっしゃいますが、血管を拡張する作用がある為、心肺機能や身体機能が強化されるだけでなく冷え症や頻尿の改善、血管年齢の若返りなど、ED治療だけでなく他にも体に良い効果がある事が明らかになっています。

EDの後発医薬品については、「バイアグラ」が2014年5月にファイザー社製が所有する特許期間が満了をむかえ、バイアグラジェネリック医薬品が発売・処方開始されております。

海外では、インド製としてシアリスのジェネリック医薬品として「タダリス」、レビトラのジェネリックとして「バリフ」といったED治療薬が販売されています。

ジェネリック医薬品はメリット・デメリットを踏まえた上で、正しい知織を元に自分自身で選択することがとても重要です。

自己判断で薬を選ぶことが可能であったとしても、信頼性の低い薬を服用することはたくさんの危険や健康被害が伴うことを知っていたほうがいいでしょう。