国内正規品のシアリスのジェネリックについて

シアリス錠のジェネリック医薬品は、「タダラフィル」を有効成分とし、勃起不全の治療薬として厚生労働省から承認を得た医薬品のことをいいます。


シアリスの特許満了に伴い、2020年2月に沢井製薬株式会社がタダラフィル錠「サワイ」を、同年11月に東和薬品のタダラフィルOD錠「トーワ」が製造承認を得て国産のジェネリック医薬品として販売開始を始めました。

他にも、あすか製薬、富士化学工業、ファイザー、辰巳化学、江州製薬、クラシエ製薬、などの製薬メーカーがタダラフィル錠のジェネリック品を販売開始しています。


シアリス錠とジェネリックの違い(サワイ・トーワ・シアリス)

先発品
シアリス
後発品
タダラフィル「サワイ」
後発品
タダラフィル「トーワ」
販売元日本新薬株式会社沢井製薬株式会社東和薬品株式会社
製品名シアリス錠5mg
シアリス錠10mg
シアリス錠20mg
タダラフィル錠10mg「サワイ」
タダラフィル錠20mg「サワイ」
タダラフィルOD錠10mg「トーワ」
タダラフィルOD錠20mg「トーワ」
規格5mg・10mg・20mg10mg・20mg10mg・20mg
割線×無し×無し〇有り
性状くすんだ黄色のフィルムコーティング錠うすい黄色フィルムコーティング錠くすんだ黄色の割線入り口腔内崩壊錠
特長割線が無く卵型なので分割するには最も不向き割線が無いので分割し難いが円形なので飲み易い割線入りなので分割し易く水無しで服用可能。錠剤の大きさは最も小さい
直径10mg:11.0mm×6.8mm
20mg:12.3mm×7.6mm
10mg:8.1mm
20mg:9.1mm
10mg:6.5mm
20mg:8.5mm
厚さ10mg:4.5mm
20mg:5.0mm
10mg:3.8mm
20mg:4.0mm
10mg:3.1mm
20mg:3.9mm
質量10mg:260mg
20mg:360mg
10mg:208mg
20mg:281mg
10mg:112mg
20mg:224mg
添加物乳糖水和物、結晶セルロース、クロスカルメロースNa、ヒドロキシプロピルセルロース、ラウリル硫酸Na、ステアリン酸Mg、ヒプロメロース、酸化チタン、黄色三二酸化鉄、トリアセチン、タルクカルナウバロウ、クロスカルメロースNa、結晶セルロース、酸化チタン、三二酸化鉄、ステアリン酸Mg、タルク、乳糖、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、マクロゴール6000、ラウリル硫酸NaD-マンニトール、ヒドロキシプロピルセルロース、黄色三二酸化鉄、軽質無水ケイ酸、アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、香料、ステアリン酸Mg、その他3成分

ジェネリック医薬品は効くのか!?

国内で販売されているタダラフィル錠のジェネリック医薬品は「後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン」に準じた臨床試験を行い、先発品と同等の効果が認められた薬性のみ販売承認許可を得ることが出来ます。


ジェネリックだったら、あまり効能がないのでは?と不安の方もいらっしゃいますが、効果は同じと認められている薬になりますので安心してお試し下さい。

AUC72
(ng・hr/ml)
Cmax
(ng/ml)
Tmax
(hr)
T1/2
(hr)
タダラフィルOD錠20mg「トーワ」7060±1848323.076±65.7712.750±1.511
16.09±4.40
シアリス20mg6556±2184303.890±80.4022.583±1.31617.09±5.29

平均値±標準偏差(n=24)
Tmax:最高血漿中濃度到達時間
Cmax:最高血漿中濃度
AUC72:0時間から72時間までの血漿中濃度-時間曲線下面積
T1/2:消失半減期(血漿中濃度半減期)

悪徳クリニックには注意

最近では海外のシアリスジェネリック品を高値で国内正規品と偽り、処方している悪徳クリニックがあると報告されています。

「気持ち悪くなった」「下痢になった」などという健康被害に関する相談が当サイトに寄せられるようになってきました。

そのようなクリニックでは、処方された薬のメーカーを患者様に教えずに処方する場合もありますので、疑問に思った場合は必ず製造しているメーカーを聞き、回答がないようであれば処方を断った方がいいかと思います。

海外のシアリスのジェネリックについて

日本ではコピー品と位置づけられているインド製のジェネリック製品ですが、インドでは欧米と異なる特許の法律があるため先発品の特許が満了する前にジェネリック品の製造が認められています

2005年に特許法が改正されるまで物質特許は認められていませんでした。

ですので、国際特許が満了していない薬のジェネリック医薬品がインド国内の製薬会社から正規品として販売されていました。

物質特許への法律が改正されたものの2005年1月より前に既にインド国内に流通していたジェネリック医薬品に関しては現在でも引き続き発売できるようになっています。

ですので、インドは世界でも有数の大きなジェネリック医薬品市場があり、世界中に薬を提供しています。

シアリスのジェネリックも製造されており、安値で質の良いインド製のジェネリック品はとても人気です。